軽度認知障害(MCI)・認知症の専門クリニック

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軽度認知障害(MCI)とは

認知症の予備軍。正常な状態と認知症の中間の状態にあり、軽度認知障害になってしまうと4年以内に約半数の人が認知症になってしまうという報告もあります。生活に支障をきたす程ではないですが、もの忘れが激しくなったり、やる気がでない、など少しずつ生活が不便になってきます。

2012年時点で、軽度認知障害の人は約400万人と推計されています。認知症患者数と合わせると、65歳以上の方の実に、4人に1人が認知症または軽度認知障害 ということになるのです。

軽度認知障害の方は、ご本人の自覚があってもなかなか受診されないものです。周りの方が気づいて背中を押してあげると一歩踏み出します。ご家族の方からでも結構ですので、気になったらまずはご相談ください。

若年性認知症とは

65歳以下の認知症を「若年性認知症」と呼んでいて、日本国内にはおよそ4万人の患者さんがいると言われています。
40代~50代に発病しますが、一般的な認知症の対象年齢より低いため、自分が認知症であることに気づくのが遅くなり、ある程度認知症が進行してしまってから医療機関にかかる方が多いのが特徴です。
また、うつ病との見分けが認知症の専門医でも難しい、ということが発見の遅れに拍車をかけています。

認知症はできるだけ早期(軽度認知障害の時期)に発見し、対策を講じることで、症状の進行を抑えたり、病状によっては改善できる可能性が高くなります。

ちょっと気になるところがあったら、一人で抱え込まず、まずはご相談ください。

思い出せない!! 軽度認知障害の入り口、”空回り脳”とは?

何かを思い出そうとしたら、「思い出すぞ」という指令が脳に走り、その指令が脳の中の目的地に達して、記憶を取り出します。空回りが発生すると、指令が走らない、または指令が他の場所に行ってしまいます。その結果、「あれ、これ、それ」という言葉しか出なくなってしまうのです。

よくあることではありますが、頻発する場合は要注意!
空回り脳をほうっておくと、軽度認知障害に発展してしまうことも!

空回り脳になると3つの力の衰えが目立ってきます。

 記憶力(過去に覚えたことを思うだす力)
 注意力(複数のことに注意を振り分ける力)
 段取り力(物事の計画や手順を考える力)

ではなぜ衰えるのでしょうか?

一つの要因として、ハイテクが世界中に広まって、脳が楽をしてしまっている ということが考えられます。そうすると脳に負担がかからないので、脳の力が衰えてしまうのです。その結果、もの忘れや空回り脳になりやすくなってしまうと考えています。

記憶はどこにあるのでしょう?

記憶にとって海馬が重要であることはよく知られています。もっとも海馬は新たな記憶を作るために不可欠な場所であって、古い記憶は海馬ではなく、おそらくは側頭葉に蓄えられるといわれていいます。海馬にはいわゆる五感をはじめ、あらゆる感覚器官が受け取った情報が集まっていて、海馬はこうして集められた情報を整理して一時的に記憶として蓄える機能があります。

よく感情を伴った出来事は忘れないと言われますが、経験的にも実験的にも事実のようです。記憶の中枢である海馬に、情報が送られる経路は二つあります。一つは、感情を処理している扁桃体を経由してくる回路です。もうひとつは視覚、味覚、嗅覚に関する情報などが嗅周囲皮質を介して送られる回路です。つまり単に感情というよりは、ある出来事に関わる風景、臭い、味などが感情とあいまって記憶として強く刻まれると考えられています。

では、私たちはどうやって記憶を思い出すのでしょう。

記憶が蓄えられているニューロンの回路にそれをよび覚ますための信号が入れば、記憶を作ったときの信号の流れが再現されるので記憶を思い出すと言われています。つまり覚えたものをそのまま呼び覚ますのではなく鍵となる部分をまず思い出し、これを手がかりに関係する様々な知識を引っ張り出しながら上手に組み合わせて、記憶として統合するのです。

忘れる とは?

そもそも記憶を忘れるとこととはどういうことでしょう。一つは、脳の中には記憶が残されているのに思い出すことができない状況です。これがド忘れです。もう一つは、記憶そのものを失ってしまう場合です。

さて、ド忘れや記憶違いは、記憶を思い出すメカニズムから考えるとわかりやすいのです。度忘れとは、鍵となる部分にたどり着けない、あるいはいたどり着けても、関係する事柄までは及ばないことでしょう。また記憶違いとは関連する事柄を集め損なったり、あるいは無関係な事柄を集めたりすることが原因といえるでしょう。

ところで出来事の記憶には、それを経験した順番や場所が正しく保存されることが必要となります。これが乱れては記憶としての意味がなくなってしまうのです。実は海馬には、この順番と場所の流れを正確に記憶する仕組みもあるのです。この機能の調整には、海馬への入口である側頭葉の海馬傍回が関わっています。

加齢とともに、過去の出来事の順番を正しく思い出すことが、難しくなってくる。これはおそらく海馬や海馬傍回の機能が衰えてきたことを示すものかもしれません。

早めに対応すれば、海馬の衰えを防ぐ、または遅らせることができるかもしれません。最近もの忘れが増えたなぁ という方はお気軽に当院までご相談ください。

記憶の定着

最近学習した直後に睡眠をとると、記憶が定着するという実験結果があります。我々が学習したことが、いつ固定されるのかということは、ずっと古くから睡眠学の大きな課題でした。

最近では、ノンレム睡眠である徐波睡眠すなわち睡眠段階3+4という睡眠脳波が出る時間に記憶が固定されると言われます。ではこのような除波睡眠をふやすためには何が良いのか?。これまでの研究では単発的なものではなく習慣的な運動する事が良い影響をもたらすと言われます。

お気軽にお問い合わせください TEL 03-6801-8718 お問い合わせの受付時間 9:00-15:00

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