認知症とロコモ・フレイル
男性では腰が悪い人、女性なら膝が悪い人、これらによる痛みあって動きにくい人は、ある程度お年をめすとどんどん増えてきます。
最近ロコモやフレイルという言葉をお聞きになった人は多いかと思います。これらは骨や関節、筋肉などの障害によって体力が衰え、要介護状態になる危険性が高まった状態です。一方でロコモになると認知症の危険性が4倍にも跳ね上がるという報告もあります。このようにロコモを予防することは、体の機能を維持することばかりか、認知症予防の面からも重要です。
ロコモの原因には様々なものがありますが代表的なものは膝と腰それに股関節の疾患などが代表的です。ロコモの対応には水中ウォークや筋力トレーニングなども行われます。また最近ではゲーム感覚で筋力アップの方法も様々に工夫されています。これらを通して、活動範囲を広げ、人との交流をふやすことが認知症の予防や改善につながると思われます。