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軽度認知障害(MCI)・認知症の専門クリニック
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8月16日デイケア臨時休診のお知らせ

8月16日(金)は台風の影響により、デイケア部門を臨時休診といたします。

外来は通常通り診察を行ないます。

ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

2024年夏季休暇のお知らせ

本年の夏季休暇は下記の通りとなります。

皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8/8(木)3階 デイケア部門 通常通り

     4階 外来部門 午前診療 午後休診

8/9(金)、8/10(土) 通常通り

8/12(月) 振替休日、通常通り

8/13(火)~8/15(木)夏期休診

8/16(水)通常通り

以上

12月30日〜1月3日は年末年始のため休診となります

<4階 外来部門>

12月29日 12:00まで通常診察

12月29日12:00〜1月3日終日 まで休診

<2、3階 デイケア部門>

12月30日終日〜1月3日終日 まで休診

どちらも1月4日から通常の診察となります。
ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

ケアネットに記事が掲載されました/特殊詐欺とヒトの心理【外来で役立つ!認知症Topics】第4回

古典的な詐欺と新手の詐欺の違いとは?

オレオレ詐欺などの古典的な特殊詐欺の幕開けは、驚愕とともに恐れや不安といった被害者の基本情緒が揺り動かされることにある。オレオレに限らず、始まりは預貯金、キャッシュカード、架空料金請求など、どれにも共通だろう。

逆に、新手とされる国際ロマンス詐欺は恋愛にもうけ話がミックスした、いかにもおいしそうな騙しのストーリー展開である。同じく新手とされる高級ブランド詐欺や海外投資の詐欺は、「この儲け話には特殊な背景があるから確度が高い」と騙す。【続きはこちらから

ケアネットに記事が掲載されました/認知症になってから何年生きられるのか?【外来で役立つ!認知症Topics】第3回

メタアナリシスでの認知症平均余命

まずメタアナリシスの素材となったのは、78の研究である。ここでは6.3万人余りの認知症があった人、15.2万人余りの認知症がなかった人のコントロールデータが扱われた。なお原因疾患はアルツハイマー病、血管性認知症、レビー小体型認知症と前頭側頭葉変性症である。

アウトカムとして、まずあらゆる原因による「死亡率:mortality rate」、すなわち一定期間における死亡者数を総人口で割った値が用いられた。次に、認知症の診断もしくは発症から亡くなるまでの年数も用いられた。【続きはこちらから

ケアネットに記事が掲載されました/アルツハイマー病疾患修飾薬lecanemab、臨床医が知っておきたい現状と課題【外来で役立つ!認知症Topics】第2回

lecanemabの3つの課題

日本におけるlecanemabの申請が発表された。これを受け、認知症の人やその家族、そして医療関係者はアルツハイマー病の疾患修飾薬に熱い視線を向けている。エーザイでは、7.5ヵ月の延長効果、27%の症状軽減を公式発表している。しかしマスコミなどでは、シミュレーションの数字を基に軽度認知障害(MCI)なら2年間も認知症へのコンバートが遅くなるなどと報道している。このように期待が先行し、現実を見えにくくしている面もある。

そこで今回はこの薬剤に関し、実際的な3つの問題点について述べる。まず今後、薬価を下げるために考えられる方法論。次に、最大の副作用であるARIA。そして現時点での個人輸入の可能性とこれから医師が直面するであろう課題である。【続きはこちらから

ケアネットに記事が掲載されました/難聴と認知症【外来で役立つ!認知症Topics】第1回

「高音性難聴」で片付けられない高齢者の難聴

高齢になるほど難聴の人が増え、コミュニケーション上の支障になるのは、診療科を問わずに見られる現象かと思われる。当事者の中には自分が難聴だと医者に悟られるのは格好悪いと見えて、ちょっと過剰なうなずきや合いの手を入れる人もいる。だからわれわれ医療者が、この人はわかっているだろうと誤解することもある。【続きはこちらから

ケアネットに記事が掲載されました/貼付薬承認とgantenerumabの試験結果【コロナ時代の認知症診療】第22回

ドネペジルの貼付薬、使いどころは

筆者は、コリンエステラーゼ阻害薬(ChE-I)の貼付薬を使うことが少なくない。ことに嚥下障害のある人、多剤・多量処方の人などではありがたい。また食欲不振の人で食欲が増すことを時に経験する。3種類のChE-Iのうち、リバスチグミンだけは貼付薬として流通している。本家のドネペジルでも以前から貼付薬開発の話があったが、容易でないという噂は前から聞いていた。【続きはこちらから

ケアネットに記事が掲載されました/アルツハイマー病治療薬の今【コロナ時代の認知症診療】第21回

アリセプトの市販後臨床試験結果からみえてくること

認知症の原因疾患は、70以上もあるといわれる。治療法はそれぞれの原因ごとに違うが、今のところ治療薬の適応は、数が一番多いアルツハイマー病が基本となっている。実際、現在流通している治療薬の4つはすべてアルツハイマー病が対象である。例外的にドネペジル(商品名:アリセプト)のみは、レビー小体型認知症も適応疾患だった。ところが、【続きはこちらから

ケアネットに記事が掲載されました/後見人制度~外部資料の活用例【コロナ時代の認知症診療】第20回

前回述べたように、後見人制度を使うと、自分の財産の額によって後見人に対して月々の支払いが生じる。このひと月の間に、後見制度を取り消しにしたいという2つの相談が私にクリニックにあった。いずれも資産家のご家族であり、「年間200万円以上のお金が出て行く。しかも自分が勝手に使えないから、好きな旅行にもいけない。どうにかしたい」と実に切実である。【続きはこちらから